このたび、一般社団法人 関東学生陸上競技連盟(以下、関東学連)では、公式ホームページをリニューアルいたしました。旧来のホームページをリニューアルするにあたり、担当した学連幹事が、どういった「想い」や「意図」を持ちながら本事業を進めてきたのかをご紹介いたします。

関東学連のホームページは、約20年前に開設されて以来、大幅なリニューアルは行われていませんでした。
しかしながら、開設当時と比べて、インターネットが日常化し、スマートフォンやタブレット等のデバイスが
大きく普及し、それらが当たり前になった時代において、従来のホームページでは、使いにくさを覚える場面が多々ありました。
そのため、学連幹事の中でホームページをリニューアルすることへの思いが高まりましたが、知見を持っている学連幹事がおらず、どのような工程でリニューアルを行うことが良いのかが分からなかったため、現状維持の状況が長らく続いていました。
そのような中で、アマゾンジャパン合同会社様との協業ができないかを考え、同社へ働きかけを行ったところ、学連幹事の想いに賛同していただくことができ、今回のホームページリニューアルをスタートすることとなりました。

※アマゾンジャパン合同会社様には、本連盟主催大会である「関東学生新人陸上競技選手権大会 兼 関東学生リレー競技会」および「関東学生網走夏季記録挑戦競技会」の協賛社として支援をしていただいた実績があります。

ホームページをリニューアルするにあたり、初めに取り組んだことは、学連幹事の要望や理想を集約することでした。どのようなホームページになると見やすいのか、どのようなデザインが良いと思うか等を何度も担当する学連幹事以外への学生にも問いかけ、様々な意見を集めました。また、制作を進める中で、ホームページのリニューアルをご担当いただいている皆様よりアドバイスをいただき、どのような人(ターゲット)に見てもらいたいのかという部分には特にこだわりを持ちながら進めました。ターゲットを絞ることによって、デザインの方向性も定まっていきました。

それらの意見を、デザインやシステム構築をご担当いただいている皆様に伝達し、その内容に沿うデザインを提案していただき、学連幹事がまた意見を返す、ということを繰り返しました。具体的なデザインを見させていただいたことによって、学連幹事からより活発な意見が挙がるようになりました。学連幹事からは抽象的なことを伝えることが多かったように感じていますが、ご担当いただいている皆様が丁寧に話を聞いてくださり、学連幹事の想いを尊重していただいて、今回のデザインが完成するに至りました。

デザインがまとまったことを受け、関東学連の幹部役員およびアマゾンジャパン合同会社様に、今回のホームページリニューアルに対する思いや意図を改めてご説明いたしました。特にホームページリニューアルの動き出しから見てくださっていたアマゾンジャパン合同会社様へのご説明は、私たちの思いをきちんと伝えることができるだろうかと非常に緊張しましたが、学連幹事で用意した資料やデザイン案をもとにご説明したところ、同社のご担当者様から意図を汲んだ良いデザインであること、学連幹事の思いが伝わったことをフィードバックしていただくことができました。自分たちの意図が伝わったことに安堵したとともに、ホームページ公開までのカウントダウンが始まったことを感じ、改めて身の引き締まる思いでした。

このご説明の後、評議員会議、代表委員総会という本連盟の会議でのご説明および最終調整を行いました。そして、動き出してから約11か月の時を経て、遂にリニューアルしたホームページをリリースすることができました。ホームページがリリースされた時の喜びは今でも忘れられません。また、ホームページをリリースした後、予想以上に大きな反響がありました。学連幹事から更新がしやすくなった、見やすくなったという声があがっただけでなく、学連OB・OGの方や各加盟校の皆様からも、同じように見やすくなったという声をいただくことができ、改めてホームページをリニューアルして良かったと心から思いました。

今回のホームページリニューアルは、関東学連にとって大きな出来事となりました。学連幹事の力だけでは成し遂げることができなかったと、ホームページリニューアルを迎えた今、痛感しています。この場をお借りして、アマゾンジャパン合同会社様を始めとする関わってくださったすべての方に感謝申し上げます。ホームページをリニューアルしたことに満足せず、より良いものであり続けることができるように、これからも改修を重ねながら、このホームページを利用するすべての方にとって有意義なものにできるように、今後も取り組んでまいります。

(アマゾンジャパン合同会社のご担当者様へ説明する学連幹事／左から中嶋・後藤・小泉)